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■長寿の祝い 還暦、古稀、喜寿、米寿
長寿の祝いは「賀寿」とも呼ばれ、古い時代に中国から伝わったものです。かつては元服、婚礼と並ぶ三大祝儀とされていました。
昔は60を過ぎてなお健康であることはまれだったので60歳の還暦、70歳の古稀、77歳の喜寿、88歳の米寿を盛大に祝いました。
もともと家父長制時代の習慣で、男性だけのお祝いでしたが、現在は男女の区別なく行われています。
平均寿命が延びるにつれ、祝い方も少しずつ変化してきました。還暦といってもまだまだ働き盛りで、現役で活躍している人が多いからです。
また、賀寿は数え年で計算するものですが、最近は満年齢で祝うことも多いようです。
◇◆還暦◇◆
満60歳を迎えた人を、誕生日や敬老の日に祝います。還暦は「もとの暦に還る(戻る)」という意。つまり、十干十二支が60年で一回りして、
生まれた年の干支に戻るということです。「赤ちゃんに還る」という意味で、赤いちゃんちゃんこや頭巾などを贈るのがならわしでした。
最近は、ふだんよりも少し華やかに誕生日を祝うのが一般的なようです。贈る品も、しきたりにはこだわらずに本人の趣味に合わせたほうが喜ばれるでしょう。
◇◆古稀◇◆
70歳といっても、まだまだ活躍している人がたくさんいる時代ですから、あまり老人あつかいをするのは避けます。
これまでの業績をたたえる意味で、身内だけでなくお世話になった人を自宅に招いて祝宴を開くことが多いようです。
お祝いの品も、決まりきったものでなく本人の希望に添ったものを選ぶことが大切です。
◇◆喜寿以上◇◆
本人の健康状態を考慮したうえでプランを立てます。家族や親戚、親しい友人などが集まって顔を見せることが、何よりのお祝いとなるでしょう。
お祝いを贈る場合は、高齢者としての生活を楽にするような品、気分を引き立てるような品を選びましょう。
■お礼とお返し
お返しはとくに必要ありませんが、本人や家族が中心となって祝宴を催した場合には、「内祝」として引き出物を用意します。
また、元気で長生きした喜びを周囲の人たちにおすそ分けする気持ちで記念品を贈ることもあります。
その場合は一律の記念品にし、名前を入れた花びふろしきんや茶器、「喜」「米」などの字を染め抜いた風呂敷や、ふくさなどを贈ります。
長寿祝い 豆知識
■贈る側
表書き例/祝還暦・祝古稀・喜寿御祝
贈る相手/親戚・友人・恩師・両親など
贈る時期/その年の初めか、誕生日前。お祝いの会がある場合は当日持参
金額の目安/1万〜10万円
■お返し
一律の記念品や自筆の色紙など
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